カリスマ

既にホームページやtwitter、facebookなどでは発表されてますが、5月9日に2ndAlbum『novel』の発売が決定しました。 レコーディングも全て終了し、自分達が思い描いていた以上の納得いく作品が出来て、後は発売を待つのみといった感じです。 そして、それに…

老いるということ

トイレの静寂を切り裂くかのように響き渡る轟音。 僕はその音に耳を傾けながら、そっと瞳を閉じ、右手で鼻をつまんだ。 扉を開けて出てきた井上君はとても穏やかな顔をしていて、お互い目を合わすでもなく、ただ黙って互いの拳と拳をコツンとぶつけ合う。 口…

五歳の僕

先週末はjizue結成後初となるワンマンライブでした。 四年前の結成当初、どういう音楽がしたいのかも、どういう音楽が出来るのかも何も見えないまま、四人でひたすら部屋やスタジオにこもって曲を作っていた頃の事がライブ中何度も頭に浮かび、その時作った…

アッちゃん

朝自転車に乗って仕事に向かう途中、よくすれ違う女子高生がいます。 金髪のストレートヘアをなびかせ、かなり短いスカートを履いて自転車にまたがり、スカートから覗かせる足は現役の力士を彷彿させるほど太くてたくましく、 もし自分が相撲部の顧問だった…

水野敬也氏の悲劇を乗り越えて

少し真面目な話になってしまうんですが、僕の好きな作家に水野敬也という方がいます。 「夢をかなえるゾウ」、「四つ話のクローバー」、「温厚な上司の怒らせ方シリーズ」などで知られるベストセラー作家です。 水野氏の事を知ったのは最近で、友人に「水野…

晴れた日の午後

晴れた日の午後。 玄関のドアを開けて外に出ると、冷たい風が僕の体を突き刺した。 もう10月も半ば。当然といえば当然だ。 寒さをしのぐ為にシャツの襟を立て、自転車にまたがり颯爽と走り出す僕。 信号待ちしている途中、ipodを触りながら気分に合う曲を選…

AIR JAM 2011

9月18日早朝4時、jizueの機材車を置かせてもらっている片木家の前に、堂々たるブサイクな寝起き顔を引っさげたjizueの面々が集まりました。 まだ外は暗く、道路には新聞配達のバイクの音が響き渡る中、それぞれの荷物を車に積んで乗り込むと、後部座席に片木…

石川の旅2011 -写真日記-

昨日は石川県小松市にあるSilkBeatにて、昨年に引き続き2年連続となる『kyoumei』に出演させてもらいました。 遊びに来て下さった皆さん、silkbeatの皆さん、共演者の皆さん、ありがとうございました。そして何より、僕達を呼んでくれたメラさんとケンジ君、…

TNK vol.5 -メール編-

さかのぼる事1ヶ月前、まだ涼しさの残る6月のとある日、いつものように仕事を終えて自宅に帰り、ベランダの窓を開けると、この日は特別心地よい夜風が部屋に吹きこんできて、そんな夜風に乗って外から風鈴の音が聞こえてきました。 きっと隣の住人がベランダ…

いつか

こんな事をわざわざブログに書くのもどうかと思うんですが、僕は「いつかやる」とゆう言葉が嫌いです。 夢に向かって頑張る人が言う「いつかやってやる!」の方ではなくて、忙しくて物事を先延ばしする時などについ言ってしまいがちな、「行けたら行く」と並…

「そこに山があるから」 Byジョージ・マロリー

「なぜエベレストに登るのですか?」この問いにイギリスの有名なアルピニストであるジョージ・マロリーは、こう答えました。「そこに山があるから」 僕は以前『チャーハニストの思い』とゆうブログ(http://d.hatena.ne.jp/yamadagou/20110221)でチャーハン…

ミタケオアシン

90年代半ば、いわゆる耳の早い人達の間でメロコアという音楽が盛り上がり始め、日本ではハイスタンダードというバンドがシーンの先駆者として圧倒的人気を誇っていました。 当時中学生だった僕も兄の影響でよく聞いていたし、友達とハイスタのコピーバンドを…

【我慢】[名・形動](スル) 耐え忍ぶこと。こらえること。辛抱。

世界保健機関 (WHO)が制定した、禁煙を推進するための記念日「世界禁煙デー」 喫煙者に対して、今日だけは禁煙してみようという1日らしく、それが5月31日、まさに先週の火曜日でした。 それに合わせて街中でも灰皿を撤去したりと、ちょっとしたムーブメント…

井上氏

先日24日、jizue井上氏がめでたく誕生日を迎えられたという事で、行きつけのBARピッグ&ホイッスルにて『井上氏生誕28周年記念パーティー』を開催しました。 彼の明るくて優しい人柄もさることながら、その類いまれなる笑いのセンスで本当に多くの人に愛され…

約束の場所で 

いつもjizueが出演させてもらっているRAG。京都を代表する老舗ライブハウスで、スケジュールに載っている出演アーティストはジャズを中心に国内外問わず超大物ミュージシャンばかり。そんな敷居の高い場所に、いつもjizueをブッキングしてくれているイケメン…

年下女子狩り

もうだいぶ昔の話になるんですが、今から12年前の春、僕は地元滋賀の高校に入学し、晴れて高校生になりました。周りを見渡せば、ルーズなソックスを穿きこなす女子高生達で溢れ、僕は高校こそが「この世の楽園」だと確信し、自分を生んでくれた両親に深く感…

U・Y

先週日曜日は京都メトロにて、jizue企画『瞬間の記憶 Vol.9』として、東日本大震災チャリティーライブを行いました。このイベントに賛同し、出演してくれたuhnellys、BurningSign、NotIIbeLikeSomeone、志磨参兄弟、狐ノ嫁入り、破格の条件でハコを貸してく…

花見

ようやく春らしい、気持ちのいい天気になってきました。京都はすっかり桜満開ということで、祇園界隈は毎日のように多くの花見客で賑わっていて、特に今週末はその賑わいもピークに達しているかと思います。 京都には円山公園という、枝垂桜が有名な、屋台も…

TNK25 vol.4 -TANA-

週末の京都河原町。もう4月やとゆうのに、まだ少し寒さの残る街中は、幸せそうなカップル達が肩を寄せ合い寒さを凌ぎながら歩き、定番の待ち合わせ場所である阪急百貨店前は、週末の夜を一緒に過ごす彼氏彼女を待つ人達で溢れていました。 そんな阪急前で同…

東北太平洋沖地震

地震から2日が経ちましたが、僕が住んでる京都のマンションは、普段はどの部屋からもエアコンの音が聞こえるのに今日は驚く程静かでした。僕が仕事から帰る19時頃は、いつもどの部屋からも夕飯の匂いがするのに、今日は僕の体臭が際立ってしまう程に、どの部…

アップル劇場

今や押しも押されぬ携帯界のエースに成長を遂げたiphone。iphoneを持っていない僕も、多種多様なアプリなど、その魅力を知れば知るほどiphoneの事が気になり始め、街を歩いていても、TVを見ていても、気付けばいつもiphoneの事を考えている自分がいました。 …

チャーハニストの思い

「チャーハンを制す者は中華を制す」 こんな言葉を聞いた事がありますが、まさにその通りだと思います。 というのも僕は自他共に認める無類のチャーハン好きで、中華料理屋に行ったら必ずと言っていい程チャーハンを頼みます。 チャーハンの味でその店のレベ…

バレンタインが生んだビジネス

2月14日は日本中の男子にとって、期待と不安の入りまじる特別な1日。 ずっと好きだった女子に本命チョコをもらって歓喜の涙を流す男子もいれば、 ジャガー横田のようなたくましい女子に、「ギ、ギリチョコだぞ。か、かか、勘違いすんじゃねーぞバカ!ほらよ…

毎秒「絵」になる人とそうでない人

もう早いもので二週間前の話になるんですが、1月末は渋谷O-nest、横浜Grassrootsでライブだったということで、前回のブログにも書いた、「ダサさが留まる事を知らない」でお馴染みの新機材車に乗って行ってきました! 今回も多くの素敵な出会いに恵まれ、お…

新機材車

最近jizueは僕が新しいベースを買ったり、粉川氏がドラムセットを買ったり何かと機材が増えてきました。今までは心優しき片木家の方々の車を機材車として使わせて頂いてたんですが、既にメンバー4人が乗るのもやっとの状態で新しい機材を積むスペースがなく…

フットサル

昨日は久しぶりにフットサルへ粉川氏と2人で行ってきました。 メンバーは、京都が誇る絶品カレー屋『フジヤマプリン』のトヨシゲ君や、オシャレ人の巣窟『カフェアンデパンダン』のカヨちゃんらが中心となった集まりなだけあって、アパレルやカフェの店員さ…

ピッチャー

先週末はjizue初の北海道に行ってきました!1日目の札幌、2日目の函館と本当にいろんな人にお世話になりました。遊びに来てくれた皆さんありがとうございます! 【小樽に住む姉夫妻と】 しかし北海道といえば日本最高峰のグルメ大国。今回の旅の目的は勿論ラ…

グローバル

月曜日は木屋町ラグにて、Manami Morita trioと共演させてもらいました! 遊びに来てくれた皆さんありがとうございます!Manami Morita trioは、日本人ピアニストのモリタマナミさん、アメリカ人ベースのザック、同じくアメリカ人ドラムのトーマスからなる、…

同級生

先週末は小学校時代の同窓会がありました。 もう卒業してかれこれ15年も経つわけで、もうみんなすっかり大人になってて、 小学校当時はどんなに寒い日でも毎日短パンだった友達も今ではすっかりオシャレな長ズボンを履きこなしていたり、当時はスマートでサ…

TNK25 vol.3-final-

11月も終わりに近付き、すっかり寒くなってきた今日この頃。街を歩いていても年末ムードが漂い始めていて、kotatsu feat mikanが恋しい季節になりました。今年で27回目の年越しになるわけですが、27年も生きてきたら今までいろんな人と出会う事が出来ました…