U・Y
先週日曜日は京都メトロにて、jizue企画『瞬間の記憶 Vol.9』として、東日本大震災チャリティーライブを行いました。
このイベントに賛同し、出演してくれたuhnellys、BurningSign、NotIIbeLikeSomeone、志磨参兄弟、狐ノ嫁入り、
破格の条件でハコを貸してくれたメトロスタッフの方々、
そして何より遊びに来て下さった皆さん、
本当にありがとうございました!
当日の収益\49,600は、NPO法人日本エコツーリズム協会を通じて、先日全額寄付させて頂きました!
関わってくれた全ての方に改めて感謝です。
そして少し話が変わるんですが、このチャリティーライブ当日、地元の大切な友人U・Y君が別のチャリティーイベントを地元で行っていました。
U・Y君の事を簡単に説明すると、元jizueのメンバーであり、酔っ払うと裸になってKoumonに割り箸を挿入してしまうという、うっかり者です。
二児の父でもあるU・Y君の名誉の為に名前は伏せさせてもらいますが、そんなU・Y君がチャリティーイベントの際、被災地に直接ボランティアに行かれた方の話を聞かせてもらったそうです。
U・Y君のブログには、その時の事がこう書かれていました。
-
-
-
- -
-
-
また地震の被災地に行かれた方から聞いた事の中でズキュンと撃ち抜かれた言葉がありました。
(被災者の方に対して)『なにが一番怖いですか?』の問いかけに。
『私達の事を忘れられる事が一番怖い』
『寒い冬は、有難い事に服や食べ物が頂けた。けど夏になって着る物があるのかすらまだ分からない』
復興には、長期的な支援が必要だと忘れたらアカンっと
確かに震災当初の衝撃的な映像や、情報は今になって少しづつ薄れて来ている気がして、ドキッとした。
なにか会社として、個人として長期的に出来る事を考えようと思った。
-
-
-
- -
-
-
この先半年後一年後と時間が経つに連れて、震災の事を伝えるテレビなどのメディアは徐々に減ってくると思うし、
例えばコンビニなどに置いてある募金箱を見ても、無意識に素通りしてしまうようになるかもしれない。
確かに人それぞれに守るべき生活がある以上、時間と共に今回の震災が風化していってしまうのは仕方のない事かもしれないです。
だからこそ、そうならない為にも僕もこれからバンドとして個人として、どんな形であれ出来る限りチャリティーに関わっていきたいと、今回のチャリティーライブを通して、そして地元の友人である梅村泰彦君のブログを読んで強く思うようになりました。
つい熱くなってイニシャルトークを忘れてしまうくらい強く思いました。
ただ、勿論募金や物資などの支援は必要で、それによって多くの人が救われるのは間違いないんですが、
果たして被災者の『心』まで満たされるかというと、それはまた別のような気がして、
結局のところ人の心を満たせるのは人でしかないと思うし、それには「笑顔」が絶対に必要だと思うんです。
これは自分の数少ない経験上。
このデッカイオッサン何を気持ち悪い事言うとんねんって思われるかもしれないですが、決して物は投げずに聞いてもらえたら幸いです。
なので、そういう意味でも音楽というのは人を「笑顔」にする力があると思うし、自分達の音楽を必要としてくれる人が1人でもいて、誰かの心に響く事が出来るなら、
それこそ自分が音楽をやる意味がそこにある気がするし、だからこそ今まで以上に、もっと音楽に真摯に向き合いたいと強く思えるようになりました。
痛っ。
物を投げないで下さい。
特に梅村泰彦君、割り箸を投げないで。
UNKOの付いた割り箸を投げないで。
とりあえず、
このブログを書いた事によって崩れてしまうであろう梅村泰彦君との友情の復興が最優先になりそうです。
=Live Information=
2011.05.11(水)@京都 木屋町RAG
=出演=
融解建築/志磨参兄弟/jizue
※ 本公演はハーフスタンディングスタイルの為、入場時レジにて飲食チケット代¥1,400別途頂きます。
OPEN 18:00 / START 19:00
ADV 2000yen / DOOR 2500yen / 学割 1500yen
2011.05.15(日)@京都 祇園 WHOOPEES
“Seven Lies, Eight Wishes vol.3″
=出演 =
DUB 4 REASON / HONDUB HIROAKI / ハイテンションセックスガール / NOT�BELIKESOMEONE
BURNING SIGN / Here, there and every where / jizue
OPEN 17:30 / START 18:00
ADV 1800yen / DOOR 2300yen