約束の場所で 

いつもjizueが出演させてもらっているRAG。

京都を代表する老舗ライブハウスで、スケジュールに載っている出演アーティストはジャズを中心に国内外問わず超大物ミュージシャンばかり。

そんな敷居の高い場所に、いつもjizueをブッキングしてくれているイケメンブッキングマネージャーがいます。

その名は田口さん。


田口さんについて少し説明させてもらうと、

書道はプロ顔負けの腕前、

ワンダーフォーゲル部出身ということもあり、アウトドアは匠の域。とゆうか野生児。

愛する人物は安倍なつき(AV女優)、桜川とう美(AV女優)、あゆむ(AV女優)、打ち上げにおいては9割9分9厘AVの話になるという、

「京都 AV」で検索したら、『もしかして「田口 RAG」?』と出てきてしまうんじゃないかといっても過言ではない、

要は変態イケメンブッキングマネージャーです。



ちなみに僕の滑舌の悪さにいち早く着目したのも田口さん。


僕が「おはよーございます。」と挨拶すると、

田口さん「え?おぼぼーぼぼいぼす?」


僕が「お疲れ様でした。」と挨拶すると、

田「え?ぼぼぼぼぼぼでしぼ?」


僕が粉川氏を、「あ、粉川〜。」と呼ぶと、

田「え?パワー?」


と、滑舌の悪さを積極的に罵り、僕の滑舌悪いキャラを確立してくれたのも田口さんです。

そのおかげで、「ありがた迷惑」という言葉はこうゆう時に使えばいいのかと気付く事が出来ました。


ちなみに田口さんは、今でも粉川氏の事を「パワー」と呼んでいます。

僕にいたっては「ビッグ」と呼ばれています。もはや何のヒネリもない、ただの感想です。



しかし、そんな田口さんも、こと音楽の事になると本当にアツい人で、

jizueが活動し始めた時からずっと見続けてくれている分、いつも為になるアドバイスをもらえるし、

時には田口さんの家で過去のライブ映像を見比べながら反省会を開いてもらったりと、普段から御世話になりまくってます。


新曲が出来たら田口さんに聴いてもらい、感想や意見をもらうのはjizueにとって恒例行事です。

そこでもらった意見のほとんどは曲のアレンジに反映させてもらいます。

jizueのほとんどの曲は田口さんの意見ありきで出来ています。


RAGという場所で色んな人達を紹介してくれて、出会わせてくれたのも田口さんでした。



そんな愛すべき田口さんが今月でRAGを辞められる事になりました。

先日11日のRAGでのライブが、田口さんブッキングの最後のライブとなったんですが、これまでの事を考えると本当に感謝してもしきれないし、

正直寂しいですが、田口さんも僕も同じ京都に住んでいるわけやし、お互い元気でいれば、きっとまたどこかのアダルトショップで偶然出会えると信じています。

だからこそ、僕もアダルトショップに通い続けるべきだと強く心に誓いました。

なので、このブログを読んでくれている方で、もしもアダルトショップで僕を見掛けることがあっても、それは決してイヤらしい意味ではなく、ただ純粋に恩人との再会を望んでいるだけなんだとゆう事を理解して欲しいです。



最後になりましたが、この言葉は僕たちの約束の場所アダルトショップでお会いした時に伝えようと思ってたんですが、この場を使って言わせてもらいます。



田口さん、





今まで本当に、








「ぼぼぼうぼぼいぼしぼ。」











とゆうことで、11日のRAG、そして15日のBurningSignエロリンさん企画@ウーピーズ、遊びに来てくれた皆さんありがとうございました!


jizue今後のライブは以下の通りです。

お時間あれば是非遊びに来て下さい!



=live information=

2011.05.31(火)@京都 Cafe & Bar JAPONICA
=出演=
Indus & Rocks/jizue
START 20:30
ENTRANCE FREE LIVE (投げ銭制)





2011.06.25(土)@京都 Muse Hall
『ミタケオアシン』 360°フロアライブ
=出演=
The Yasuno N°5 Group(Hawaian6,the band apart,bluebeard,fam)/ MAOW(Thebackhorn,opening,Blaziliansize)/NOT�BELIKESOMEONE / jizue
OPEN 18:00 / START
ADV 2500yen / DOOR





2011.07.01(金)@京都 CLUB METRO
『aftermath』
=出演=
DACHAMBO / 三宅洋平((仮)ALBATRUS, ex.犬式) / jizue
Residents DJ : BAN(FANTASIA, bud music)/ PODD(mellow tree)
VJ : HASIM(output)
FOOD : 食堂LOTUS
OPEN / START 22:00
ADV 2500yen / DOOR 3000yen






2011.07.17(日)@名古屋 新栄live & lounge vio
egoistic 4 leaves presents “blue in green vol.5″
=出演 =
mouse on the keys / kowloon / the act we act / egoistic 4 leaves / jizue
OPEN 17:30 / START 18:00
ADV 2500yen / DOOR 3000yen

年下女子狩り

もうだいぶ昔の話になるんですが、今から12年前の春、僕は地元滋賀の高校に入学し、晴れて高校生になりました。

周りを見渡せば、ルーズなソックスを穿きこなす女子高生達で溢れ、僕は高校こそが「この世の楽園」だと確信し、自分を生んでくれた両親に深く感謝したのを今でもハッキリと覚えています。


そんな高校生活にも徐々に慣れ始めてきた高1の5月頃、

ハイスクールライフという名の元に、心身共に大人び始めてきた同級生の1年女子達が、しきりにある言葉を唱え始めました。


女「ヤッパリオトコハクルマモッテナキャダメダヨネ」


毎日学校が終わったら真っ直ぐ家に帰って、溜まっていた宿題と性欲を片付けるだけの平凡な高校生だった当時の僕には、この言葉が一体何を意味するのか見当もつかず、気にもかけていませんでした。


しかし、それからしばらくして事件は起こりました。

同級生の女子達に次々と彼氏が出来始めたのです。

そして、その彼氏というのが、例の「クルマ」を持ってる年上の男子達でした。


チャリの立ちこぎがこの世の最速だと信じて疑わなかった当時の僕を含めた1年男子の前に突如現れた、クルマという最先端の優れた文化を持った『先輩』

放課後の校門で、迎えにきた先輩の車の助手席に乗り込む同級生の女子を見た時は、あまりの衝撃に言葉がでませんでした。


お金、車、ありとあらゆる権力を掲げて、1年男子にとって宝ともいえる存在の1年女子達を次々と奪っていく先輩達。

この先輩達の略奪によって、1年男子は多くの1年女子を失うことになり、「この世の楽園」は瞬く間に荒れ果て、ハイスクールライフに暗雲が立ちこめ始めました。


これが先輩男子達によって引き起こされた事件、俗にいう【年下女子狩り】

男子なら誰もが経験した事のある事件というか悪夢です。




そして、

あれから12年という月日が流れ、当時の先輩達も今ではすっかり落ち着いた大人になり、家庭を持たれてる方も多く、年下女子狩りに興じる恐ろしい先輩はいなくなりました。


少なくとも、そう思ってました。


しかし当時の年下女子狩りの残党である先輩が1人、今も影を潜めて水面下で活動していたのです。

その先輩は現在大手IT企業に勤め、社会での地位を確立しながらも、その一方で年下女子狩りを黙々と遂行していました。


そして当時の年下女子狩りの被害者である僕達が、それに気付いた時には既に遅かったです。

同級生の女子がまた1人、先輩に奪われてしまったんです。

あの時の悪夢が再び僕の頭をよぎりました。



しかし、話によると二人は物凄く幸せだそうで。

しかも既に入籍してグアムで挙式をあげたそうで。

さらには近々日本で二次会も開くそうで。



そんなわけで、先日、


その2人の結婚式二次会に意気揚々と行ってきました。

新郎のツヨピーは同級生の友達の兄ということもあり、小さい頃から御世話になりまくってる大好きな先輩。

新婦のミッチャンは高校の同級生で、当時から美人で有名だったアイドル的存在。


そんな2人の二次会ってこともあって、参加したメンバーも久しぶりに会う先輩や友達ばかりで、まるで同窓会状態。

パーティーも終始アットホームな雰囲気に包まれ、幸せな空気に満ち溢れてました。


途中の余興で『新婦のカレー当てクイズ』という、

新婦、新婦の母、新郎の母が作った3つのカレーを、新郎が目隠しで食べて新婦のカレーを当てるというゲームがあったんですが、

新郎のツヨピーは見事にあっさり正解していました。


そんな2人の仲睦まじさを見て、同席していたU・Y君こと梅村泰彦君も脱ぎかけていた服をそっと着直し、割り箸をテーブルに戻していました。


ということで、長々と書いてしまいましたが、結局何が言いたかったかというと、この一言に尽きます。



「ツヨピー、ミッチャン本当におめでとう!お幸せに!」

U・Y

先週日曜日は京都メトロにて、jizue企画『瞬間の記憶 Vol.9』として、東日本大震災チャリティーライブを行いました。

このイベントに賛同し、出演してくれたuhnellys、BurningSign、NotIIbeLikeSomeone、志磨参兄弟、狐ノ嫁入り、

破格の条件でハコを貸してくれたメトロスタッフの方々、

そして何より遊びに来て下さった皆さん、

本当にありがとうございました!

当日の収益\49,600は、NPO法人日本エコツーリズム協会を通じて、先日全額寄付させて頂きました!

関わってくれた全ての方に改めて感謝です。




そして少し話が変わるんですが、このチャリティーライブ当日、地元の大切な友人U・Y君が別のチャリティーイベントを地元で行っていました。

U・Y君の事を簡単に説明すると、元jizueのメンバーであり、酔っ払うと裸になってKoumonに割り箸を挿入してしまうという、うっかり者です。

二児の父でもあるU・Y君の名誉の為に名前は伏せさせてもらいますが、そんなU・Y君がチャリティーイベントの際、被災地に直接ボランティアに行かれた方の話を聞かせてもらったそうです。

U・Y君のブログには、その時の事がこう書かれていました。


        • -

また地震の被災地に行かれた方から聞いた事の中でズキュンと撃ち抜かれた言葉がありました。

(被災者の方に対して)『なにが一番怖いですか?』の問いかけに。

『私達の事を忘れられる事が一番怖い』

『寒い冬は、有難い事に服や食べ物が頂けた。けど夏になって着る物があるのかすらまだ分からない』


復興には、長期的な支援が必要だと忘れたらアカンっと

確かに震災当初の衝撃的な映像や、情報は今になって少しづつ薄れて来ている気がして、ドキッとした。

なにか会社として、個人として長期的に出来る事を考えようと思った。

        • -

この先半年後一年後と時間が経つに連れて、震災の事を伝えるテレビなどのメディアは徐々に減ってくると思うし、

例えばコンビニなどに置いてある募金箱を見ても、無意識に素通りしてしまうようになるかもしれない。

確かに人それぞれに守るべき生活がある以上、時間と共に今回の震災が風化していってしまうのは仕方のない事かもしれないです。


だからこそ、そうならない為にも僕もこれからバンドとして個人として、どんな形であれ出来る限りチャリティーに関わっていきたいと、今回のチャリティーライブを通して、そして地元の友人である梅村泰彦君のブログを読んで強く思うようになりました。

つい熱くなってイニシャルトークを忘れてしまうくらい強く思いました。



ただ、勿論募金や物資などの支援は必要で、それによって多くの人が救われるのは間違いないんですが、

果たして被災者の『心』まで満たされるかというと、それはまた別のような気がして、

結局のところ人の心を満たせるのは人でしかないと思うし、それには「笑顔」が絶対に必要だと思うんです。

これは自分の数少ない経験上。


このデッカイオッサン何を気持ち悪い事言うとんねんって思われるかもしれないですが、決して物は投げずに聞いてもらえたら幸いです。


なので、そういう意味でも音楽というのは人を「笑顔」にする力があると思うし、自分達の音楽を必要としてくれる人が1人でもいて、誰かの心に響く事が出来るなら、

それこそ自分が音楽をやる意味がそこにある気がするし、だからこそ今まで以上に、もっと音楽に真摯に向き合いたいと強く思えるようになりました。



痛っ。



物を投げないで下さい。

特に梅村泰彦君、割り箸を投げないで。

UNKOの付いた割り箸を投げないで。



とりあえず、



このブログを書いた事によって崩れてしまうであろう梅村泰彦君との友情の復興が最優先になりそうです。










=Live Information=



2011.05.11(水)@京都 木屋町RAG

=出演=
融解建築/志磨参兄弟/jizue

※ 本公演はハーフスタンディングスタイルの為、入場時レジにて飲食チケット代¥1,400別途頂きます。
OPEN 18:00 / START 19:00
ADV 2000yen / DOOR 2500yen / 学割 1500yen



2011.05.15(日)@京都 祇園 WHOOPEES
“Seven Lies, Eight Wishes vol.3″

=出演 =
DUB 4 REASON / HONDUB HIROAKI / ハイテンションセックスガール / NOT�BELIKESOMEONE
BURNING SIGN / Here, there and every where / jizue

OPEN 17:30 / START 18:00
ADV 1800yen / DOOR 2300yen

花見

ようやく春らしい、気持ちのいい天気になってきました。

京都はすっかり桜満開ということで、祇園界隈は毎日のように多くの花見客で賑わっていて、特に今週末はその賑わいもピークに達しているかと思います。


京都には円山公園という、枝垂桜が有名な、屋台もたくさん出る花見の名所があるんですが、以前その円山公園jizueみんなで手軽な楽器を持って夜桜を楽しみに行った時、隣で飲んでいたグループの人も途中で入ってきて、結局朝まで一緒に飲んだり歌ったりして仲良くなりました。

で、その翌日粉川氏が今度は別のメンバーと、再び同じ場所に夜桜を楽しみに行ったら、その仲良くなったグループが前日のテンションそのままに、まだ大騒ぎしていたとゆうくらい、朝から朝まで1日中宴会という方も多くいます。


綺麗な桜を見ながら、時間が経つのも忘れて仲間と一緒に美味しいお酒を飲む。

最高です。


ただ、この週末花見に行こうと考えてらっしゃる皆さんに、僕からお願いがあるんです。


一年に一度の花見。

お酒を飲んで楽しく浮かれるのも大いに結構。

ハメを外しすぎる事もあるかと思います。

こんな時だからこそバカ騒ぎしたらいいと思うんです。


そんな方々に苦言を呈す形になってしまい、非常に心苦しいんですが、どうしても花見をするにあたって必ず心得ておいて欲しい事が三点あり、今このブログを書いています。



一つは、



「僕はお酒が大好きである」ということ。



二つ目に、



「僕の携帯は常に電源ONの状態で手元に置いてある」ということ。



そして三つ目は、



「僕の予定はまだ未定である」ということ。



以上の三点を常に心掛けた上で、楽しい花見、楽しい週末となるよう、大人としての責任を持って行動してもらえたらと思います。

宜しくお願いします。


もう一度言います。

宜しくお願いします。



宜しく、



お願いします。

TNK25 vol.4 -TANA-

週末の京都河原町

もう4月やとゆうのに、まだ少し寒さの残る街中は、幸せそうなカップル達が肩を寄せ合い寒さを凌ぎながら歩き、定番の待ち合わせ場所である阪急百貨店前は、週末の夜を一緒に過ごす彼氏彼女を待つ人達で溢れていました。


そんな阪急前で同じように待ち合わせしていた僕の後ろから、ようやく、

「お待たせ」

とゆう声が聞こえ、後ろを振り向くと、

そこに現れたのは、まるで80年代のトレンディドラマばりに人差し指と中指を額に当てながら、「チュッス」と口パクするTNK25こと田中君25歳。


※田中君=JohnMayerとAKB48をこよなく愛すギターリストで職場の後輩。

過去ブログ「TNK vol.3」http://d.hatena.ne.jp/yamadagou/20101121



とゆうことで、久しぶりに田中君と飲みに行ってきました。


お店に着き、席に案内されるのを待っている間、最近ハマっているというKARAについて語り出す田中君。

田「いやぁ、KARAやばいっすわ。てゆうか何で今までAKBにハマってたのか自分でも不思議ですもん。それくらい今は完全にKARAの時代っすね。」

ついこないだまで、あれだけAKBに心酔していたにも関わらず、何の躊躇もなく「今はKARAの時代」と言い切ってしまう潔すぎるミーハーっぷりを見せつけてくるTANAこと田中君。


そして席に案内され、メニューを見ながら注文をする時も、キムチ鍋など、やけに韓国料理的な辛いものばかり頼むので、

僕「あれ?そんな辛いの好きやったっけ?」

と尋ねると、

田「いやいや山田君!やっぱり辛いの食べとかなまずいっしょ!カラだけに!」

既に日本中の中年サラリーマンに使い尽くされたであろう、今最も勢いのないオヤジギャグを、これ見よがしのドヤ顔で言ってしまう田中君。


その後、頼んだメニューのどれもが予想以上に辛かったらしく、汗だくになりがらも、

田「うわ!辛いっすわ!これマジでカラいっす!」

と、ドヤ顔でチラチラこっちを見てるのが僕の副視野でも充分確認出来ました。


そんな感じで酒も進み、お互いの近況や音楽の話、はては幕末の話まで、楽しく喋っている内に再び話題はKARAに。

僕「田中君はKARAの中で誰が好きなん?AKBの時みたいにまたDDなん?」

※DD=オタク用語で「どの子も大好き」の略

田「いやいやKARAはそんな一筋縄ではいかないっす。てゆうか山田君、ぶっちゃけ僕の事オタク扱いしてバカにしてるでしょ?」

バカにしてるかバカにしてないかで問われたら、全力でバカにしてるんですが、そこは僕も一応先輩なので一呼吸おき、

山「いや、バカにしてないよ。あ、じゃあ特別好きな子がいるんや?」

田「僕の推しメンすか?それはもちろ…」

僕「え?え?待って、オシメンって何?」

田「いやいや、僕が推してるメンバーってことじゃないですか。」

知らんし!

DDの時もそうやったけど、その「皆さんご存知」みたいな言い方されても知らんし!

オタクであることを否定しながらも、その一つ一つの言動によって見事なまでに自身のオタクっぷりを露呈し続ける田中君。


さらにさっきの幕末の話を持ち出し、

田「つまり尊皇派ならぬ尊カラ派ってことですよ山田君。いや!尊カラ派ですきに!山田さん!」

ここが幕末の世なら白昼堂々切り落としてもやむを得ない状況でしたが、時代は平成。

僕も必死で耐えました。



そんな感じで、なんだかんだ楽しく飲み続け、次の店に行くことに。

二件目は田中君の行きつけで、座敷の店内は大半が外人のお客さんとゆう京都らしいお店でした。

そこでの田中君は、やけに周りをキョロキョロして落ち着きがなかったので、どうしたのかと尋ねると、

田「いや、韓国人の女の子いないかなと思って。」

と、周りに綺麗な外人がいっぱいいるにも関わらず、それに見向きもせずに韓国人を探してるんです。



真面目な話になるんですが、僕はこの時初めてアイドルの凄さに気付きました。

とゆうのも、今まで韓国に大して何の興味も知識もなかった田中君が、KARAを好きになる事で、KARAを通して韓国の文化を勉強し、韓国人の事を好きになり、

苦手だった韓国料理を「辛いっすわ!これマジでカラいっす!」と不必要なオヤジギャグを絡めてまでして、自ら好んで食べるようになりました。


たった一つのアイドルグループが、田中君の韓国に対する価値観を丸ごと変えてしまったんです。

これって本当に凄いことやなと。

本当に素晴らしい事やなと感じました。


きっと田中君は僕にこの素晴らしさを伝えたくて、KARAの事を熱く語ってくれてたんだと、その時初めて気付きました。

田中君の事をただのアイドルオタクのミーハーとまで思ってしまってた自分の器の小ささが急に恥ずかしくなり、

なんだかんだで今回もまた田中君に一つ大切な事を教わってしまったなと、誤解してた事を謝ろうと顔を上げて田中君を見ると、


田「あ!いましたよ!あの子絶対韓国人ですよ!見てくださいよ山田君!あの子めちゃくちゃ巨乳っす!」


一刻も早く前言を撤回したかったです。


そんな、ただの巨乳好きアイドルオタクのミーハー田中君との別れ際、田中君が、

田「アンニョンぜよ山田さん!」

と言った時は、




時代は平成といえど、







叩き切ってもやむを得なかったです。












  • Live Information -

今回の地震で被災された多くの方々に心からお見舞い申し上げます。

相変わらず無力な自分に今出来る事は音楽しかなくて、そしてそれが少しでも被災された方のお役に立てたらと思い、4月17日(日)に京都Club Metroにてチャリティーライブを行います。


4月17日(日)@京都Club Metro

jizue presents 瞬間の記憶vol.9】
東北地方太平洋沖地震 チャリティーライブ ■

uhnellys to too two Japan Tour 2011 〜

=出演=
uhnellys
キツネの嫁入り
志磨参兄弟
NOTIIBELIKESOMEONE
BURNING SIGN
jizue

OPEN 18:00 / START 18:30
ADV/ DOOR 1,800 yen

※ 本公演は上記チケット代金のうち一枚につき800円を義援金として寄付させて頂きます



粉川もブログで書いてるんですが、このイベントはレーベルメイトであるUhnellysのリリースツアー京都編をjizueが企画するという形で、2月の段階に既に決まってました。

しかし、そんな時に3.11の東北地方太平洋沖地震が起こりました。

急遽このイベントをチャリティーイベントにしたいとお願いすると、即答で「ぜひやろう!」と言ってくれた全出演バンドの方々、

経費を最低限まで削ってくれるとゆう、どこもが大変なこの時期に思ってもみない助けをくれたメトロの方々、

自分達の身勝手な考えに熱い気持ちを持って応えてくれた皆さんに、改めてここで深く感謝します。


上記チケット代金のうち一枚につき800円の寄付と書いてますが、勿論経費以外の余ったお金は全て寄付に回させてもらいます。

jizueの出番は一番、18:30からを予定してますので、皆さんぜひぜひ!ぜひ遊びに来て下さい!



東北太平洋沖地震

地震から2日が経ちましたが、

僕が住んでる京都のマンションは、普段はどの部屋からもエアコンの音が聞こえるのに今日は驚く程静かでした。

僕が仕事から帰る19時頃は、いつもどの部屋からも夕飯の匂いがするのに、今日は僕の体臭が際立ってしまう程に、どの部屋からも何の匂いもしませんでした。

電気の消費が一番多い夕飯時に電気を使うのを避けたり、こんなに寒いのにエアコン切ったり、みんな出来る限りの節電をしている。


被災してないほとんどの人が僅かでも力になろうと考えて行動していて、

電気が止まってテレビの情報が得られず、携帯も繋がらない状況の被災者に、twittermixiなどを通してなんとか地震の情報を伝えようとしたり、(現に被災者との連絡ツールとして本当に役に立っているみたいです。)

大阪を始め、各地の献血所は超満員で、みんな何時間も待って献血されてるそうで、

募金はローソンやファミマなどのコンビニでも出来るようになり、凄い勢いで増えてるようです。

こんな時に他人を思いやり、一つになれる日本ってゆう国は本当に凄いと思う。


これは地震発生後、Twitterで投稿された心に残るつぶやきを集めたサイトです。
http://prayforjapan.jp/tweet.html

テレビをつけても悲惨な映像がずっと流れていて、被災してない人までもが心痛めて苦しい状況で、僕はこれを読んで心が温まりました。


「【平和】の【和】は、『足し算の答え』でもある」とゆう言葉を聞いた事がありますが、

不摂生でドロドロ血の僕でも、きっと献血はさせてもらえるし、

貧民界を背負って立つ、貧民の申し子であるこの僕でも多少の募金は出来る。

何の知識も経験も無い僕でも、被災者の為に何か『足せる事』があると思う。



以下は僕がTwitterを見て得た、地震に関する情報のまとめサイト等です。

誰に届くのかも、誰にも届かへんかもしれんけど、情報を必要としている方たった一人にでも届いてくれて力になれればと思います。



被災者、特に亡くなられた方々に心からのお悔やみとご冥福をお祈りします。

被災された皆様、どうか気を落とさずに心を強く持ってもらえたらと思います。



【被災地での給水・炊き出し・物資情報共有】
http://j.mp/hkqf4H

【被災地での生活アイデア
https://sites.google.com/site/olivesoce/

【医師】
http://t.co/7wToxox

【全国非難場所一覧 】
http://bit.ly/eVdXpd 

Google災害情報まとめサイト】(右下のPERSON FINDERから電話番号登録者の消息確認もできます。)
http://www.google.co.jp/intl/ja/crisisresponse/japanquake2011.html


都道府県別災害救援情報まとめ SAVE JAPAN!】
http://savejapan.simone-inc.com/


地震対策まとめ】
http://i.2chblog.jp/archives/2389640.html


【テレビの見られない方への各局USTREAM放送】
NHKhttp://www.ustream.tv/channel/nhk-gtv
TBS → http://www.ustream.tv/channel/tbstv
フジテレビ → http://www.ustream.tv/channel/japanhelpchannel
テレビ朝日http://www.ustream.tv/channel/annnews

○外国人の方で地震情報を求めている方がいらっしゃいましたら、現在NHKラジオ963にて英語、中国語、韓国語、スペイン語ポルトガル語、ドイツ語、フランス語の各言語で地震情報を放送しています。

【多言通訳】(bilingual)
http://goo.gl/Mq360


災害用伝言ダイヤル「171」
◆被災者の方
1.伝言ダイヤル「171」を押す。
2.自宅の電話番号を押す。
3.伝言を録音する。

◆安否を確認したい方
1.伝言ダイヤル「171」を押す。
2.安否を確認したい方の電話番号を押す。
3.録音された伝言を再生する。


NTT東日本は東日本エリア17都道県の全域で公衆電話を無料開放。

○携帯電話の使用は極力避けましょう。緊急の連絡(119.110)で必要としています。
安否の確認は災害伝言ダイヤル171、Twitter、ネットやSkypeを使いましょう。情報にはならない最悪な状況の場所もあるかもしれません。



【携帯電話各社災害用伝言板
KDDI(au) - http://dengon.ezweb.ne.jp/service.do
docomo - http://dengon.docomo.ne.jp/top.cgi?es=0
willcom - http://www.willcom-inc.com/ja/info/dengon/
softbank - http://dengon.softbank.ne.jp/J
softbank(災害用伝言板アプリ) - http://itunes.apple.com/jp/app/id425650996?mt=8



地震時に活用できる無料iPhone / iPod touchアプリのまとめ】
http://iphones.cx/column/cat105/iphone_ipod_touch_1/


Twitter
地震速報 → @earthquake_jp
NHK広報部 → @NHK_PR
NHKニュース → @nhk_news
総務省消防庁 → @FDMA_JAPAN
Twitterはこちらから登録出来ます → http://twitter.com/


【被災してない人達に出来る事】
http://www.kyotodeasobo.com/music/staffblog/2011/03/2011tohokuearthquake-matome.php

アップル劇場

今や押しも押されぬ携帯界のエースに成長を遂げたiphone

iphoneを持っていない僕も、多種多様なアプリなど、その魅力を知れば知るほどiphoneの事が気になり始め、

街を歩いていても、TVを見ていても、気付けばいつもiphoneの事を考えている自分がいました。


しかし、そんなiphone欲が最高潮に達し、いざ購入しようと思った矢先、先輩iphoneユーザーである片木氏から衝撃の事実を聞かされました。

片「パワーブックではiphone使えへんのやって。」

心ない彼女の容赦ない一言に僕は愕然としました。


というのも、僕はMACのパワーブックというパソコンをかれこれ6年くらい使ってるんですが、パワーブックは古いタイプなので最新のiphoneとは同期出来ないと。

つまりパソコン自体を買い替えなければiphoneが使えないということです。


どうしても信じられなかった僕は、直接ソフトバンクショップに行きました。

店に入ると綺麗な店員さんがたくさんいましたが、天性の嗅覚をいかんなく発揮し、その中で1番綺麗な店員さんを見つけ訊ねました。


僕「あの、僕パワーブック使ってるんですけど、iphoneて使えないんですかね?」

店員「パ、パワー…?もう一度よろしいでしょうか?」


パワーブックという存在自体を知らないのか、僕の声が低すぎるのか、もう一度聞き直してくる店員さん。


僕「いや、僕MACのパワーブックっていうパソコン使ってるんですけど、それでは古くてiphoneと同期出来ないって聞いたんですけど。」

店員「パワーブックがどうかされましたか?」


どうやら後者のようでした。



店員「OSは分かりますでしょうか?」

僕「10.4です。」

店員「あっ、10.4。ふふ、10.4ではiphoneは対応してないんですよぉ。」


鼻が持つ本来の『匂う』という人間の機能を無視した、鼻で『笑う』という暴挙に出た綺麗な店員さん。

OS10.4では綺麗な店員さんに相手してもらうには身分不相応だと分かり、僕は店を後にすることに。



しかし、その後も諦めきれなかった僕は家に帰ってネットでも調べてみたりしたんですが、

【パワーブックでiphoneを使う事は不可能。事実上アップル社はパワーブックを見放した】

と書いてるサイトまである始末。



これはあまりにもヒドイと。

仮にこれが会社員だったら、もはやリストラのレベルの話です。






アップル社内において、パワーブックの愛称で親しまれている力本は今年で入社6年目。


入社当時は周囲にも期待され、将来を有望視されていたが、 真面目な力本はそんな周囲からの期待が重圧に変わり、思うような結果が出せずにいた。


同期の愛歩津度が今や会社の重役となり、力本より年下の若くて優秀な後輩達がどんどん出世していく姿を遠くから眺めるだけの平社員生活。


力本は焦っていた。


力本「このままではリストラ要員に名を連ねるのも時間の問題。とにかく何か結果を出さなければ…。」


しかし、そんなある日、遂に力本にチャンスが巡ってきた。


ジョブズ社長に呼ばれたのだ。


アップル社では通常社長に直接呼ばれる事はほとんどなく、呼ばれるとしたら良い話の場合が圧倒的に多い。


力本「遂に俺にもチャンスが巡ってきた!」


力本は急いで社長室へ向かう。


向かっている途中、既に出世しアップル社の最前線で働いている周りの後輩達からも、

愛歩津度菜乃「おめでとうございます力本さん!」

愛歩津度達知「僕は力本さんの努力に気付いてましたよ!」

愛発土「力本さん!やったじゃん!絶対昇進じゃん!」

みんなが力本を祝福した。


しかし社長室のドアをノックし中に入ると、そこには悩ましげな顔で頭を抱える社長の姿が。


力本は何かあったのかと思ったが、社長に促されるままソファに浅く腰掛ける。


すると社長は開口一番、信じられない言葉を力本に告げた。


ジョブズ「いやぁ、ね…、力本君の頑張りは僕も充分認めてるつもりなんだよ?だからすごく言いづらいんだけど、愛不恩君がね…。」


愛不恩とは昨年入社したばかりの新入社員だが、入社するやいなや、飛ぶ鳥を落とす勢いで成績トップに躍り出た、今や名実ともに会社の顔といってもいい存在。


愛不恩に嫌われれば会社での将来はないとまで言われ、みんなが愛不恩に気に入られようと愛不恩の為に動いていた。


力本「え?あ、愛不恩が…、愛不恩の奴がどうかしたんですか?」


ジョブズ「いや…、うん。愛不恩君がね…、君のような古いタイプの人間は今後足手まといになるから会社に必要ないんじゃないかと言うんだよ。力本君…わかって…くれるよね…?」


社長の言葉に力本はただ呆然とするしかなかった。


こうして昇進という夢を打ち砕かれ、会社にも見放された力本に残された道は、もはや会社を去るのみだった。






ぐらいのレベルの話です。




だいぶ話がそれた感は否めないですが、


要は現在アップル社においてパワーブックの存在価値なんてゆうのは、こんなものなんだとゆう事を嘆きたくて、長々と書いてしまいました。


ただ一つ言わせてもらいたいのは、


このアップル社の話、





特にオチ、




ありません。





オチないです。





落ちないです。






リンゴなのに。






ニュートンもびっくり。