その時グルメが動いた
ツアーなどで全国を飛び回るバンドマンの楽しみの一つが、その土地の名物料理を味わう事。
これまで各地で数々の美味しい料理に出会ってきたjizueもまた、グルメスナイパーとしてその名を馳せ、周囲からも一目置かれる存在になってきたと自負してます。
そんなjizue、先月は名古屋に行ってきました。
名古屋といえば味噌カツ、手羽先、ひつまぶし、名古屋コーチンなど、そうそうたる名物が名を連ねる土地。
リハーサル終了後、事前にリサーチしていた情報を互いに出し合い、その上でジャンルはどうするか、そして店はどこにするかを決定する、通称「グルメ会談」を決行。
しかし、全国でも屈指のグルメ激戦区・名古屋とゆうこともあり、
会談は予想以上に煮詰まり、空気も重くなり始め、誰もが諦めかけたその時、
片木氏がボソっと口を開きました。
片「味噌カツはどうかな。『矢場とん』とゆう店があると聞いたんだけど。」
片木氏の一言にザワつきだすメンバー、
動揺を隠せず、
張りつめる空気。
そんな空気を振り払うかのように粉川氏が重い腰を上げました。
粉「よし、今回は味噌カツでいこう。矢場とんの場所‥、教えてもらってもいいかな。」
その瞬間、長かった会談が終わりを告げました。
そう、決定したんです。
全員が椅子をなぎ倒し一斉に立ち上がり、持っていたグルメ資料を投げ捨て、拍手喝采が起こりました。
あの時全員の心が一つになったのを今でもはっきり覚えてます。
これまでにないほどの高い士気を持ったjizueは、全員一丸となり『矢場とん』へ。
『矢場とん』までの道のりは予想以上に長く険しいものでした。
途中で雨が降りだすとゆう想定外の惨事に見舞われ、
タクシーとゆう言葉が頭をよぎりながらも、
互いを信じ、励まし合って歩く事20分。
ようやく辿り着いた「矢場とん本店」は、荘厳にそびえ立つ高いビルの一階にありました。
無事店の看板を見つけ、喜びを分かち合い抱き合うメンバー。
涙を流すメンバーもいたのを今でもはっきり覚えてます。
そして、誰かが口火を切りました。
「さぁ!行こう!」
全員が走り出し、店の入り口に立った瞬間!
休みかーい!!
膝から崩れ落ちるメンバー。
しかし、看板をよく見ると近くに営業中の別店舗があるらしく、行ってきました『矢場とん』!
僕は味噌ヒレカツ丼を食べたんですが、噂通りめちゃくちゃ美味しかったです。
とゆうか名古屋の人から聞いた話によると、名古屋にはガチ盛りってゆう盛り方があるみたいです。
大盛とか特盛とかよりも、もっと盛る感じなんですかね?
そういう意味では、
今日のブログは限りなく、
ガチ盛りです。